普段は登山ではヘッドランプ、キャンプには車で行くため昔購入した謎メーカーのランタンを使用していましたが、キャンプ泊を含む北海道旅行にリュックで行くにあたって、荷物の軽量化を図るためにランタンを更新しました。
今回購入したランタンはこちら。ドウシシャの「HEXAR UL4」

今回ランタンを購入するにあたって気にしていた点は、重量・明るさ・連続点灯時間・電球色にできるか・吊るして使用した際に真下に影ができないかの5点です。
購入候補としてGoal Zero「Lighthouse Micro Flash」やLedlenser「ML4」なども検討していましたが、吊るして使用することが多いため、真下に影ができてしまうため断念。
他に何かいい製品はないかと探していたところ見つけたのが前述のドウシシャの「HEXAR UL4」。
この製品なら真下も照らせそうですし、他の気にしていた4点も満たしていたのでこちらを購入しました。
公式サイトのスペック表です。
同シリーズの小型版UL3も迷いましたが、40gの重量増でバッテリー容量が3倍になるためUL4を選択しました。

今までキャンプに使用していた謎メーカーのランタンとサイズ感を比較してみます。


高さは同じくらいですが、直径が半分以下、重量は1/3になりました。荷物を軽くしたいときにこれは助かります。
バッテリー容量も1/3以下になりましたが、2泊程度であれば十分足りそうです。
撮影していて気が付きましたが、六角形で転がらない点はキャンプでも重宝しそうです。
実際に購入してみて気が付いたいい点と悪い点を並べていきます。
良い点
・明るさが無段階調整可能
・白色、電球色、中間色を選択可能
・付属の収納袋が光を柔らかくするカバーになる
・軽量/小径
・ライト先端の傷防止突起
Goal Zero「Lighthouse Micro Flash」は3段階の明るさ設定しかありませんがこちらは無段階調光可能で、下記の公式サイト画像の様に、白色と電球色、中間色(白色と電球色の同時点灯)が可能な点がお気に入りポイントです。

直接LEDをみるとまぶしいランタンが多いですが、HEXAR UL4では樹脂キャップと付属の袋で光を柔らかくできる点もありがたい。
下の画像はオレンジの樹脂カバーの上に収納袋をかぶせた様子。目で直接見ても眩しくありませんがしっかり照らしてくれます。

細かいところではライト先端の透明樹脂部端の突起に感動しました。この突起があることで、この面を下向きに置いたときの表面の傷をある程度防ぐことができます。傷だらけになると光が曇ってしまいますからね。

気になった点
・磁石の磁力は重量に対して弱め
・カラビナ部が樹脂製で強度不安
・TypeC端子の防水性
下の画像の様に平らな鉄の板にはくっつきますが、少し湾曲した板では磁力が足りず落ちてしまいました。ワンサイズ小さいUL3と構造を共通化しているからでしょうか。

カラビナ部が樹脂である点と、TypeC端子の防水カバーが気になりました。
カラビナは通常使用では十分な強度があるように感じますが、リュックに直接取り付けて登山をしたらいつの間にか壊れてなくなってしまいそうです。使用時以外バックにしまっている私はあまり気になりませんけどね。
TypeC端子もスマートフォンの様にそのままの状態で防水性があるタイプではなく、ゴムカバーで防水性を担保する構造の様に見えますが、ゴムカバー自体が貧弱なため、カラビナと同様にリュックに直接取り付けて登山をしたらいつの間にか壊れてなくなってしまいそうです。

何点か気になった点も記載させていただきましたが、それは製品のほんの一部。私の使用用途から考えると欲しかった機能は全部ありますし、六角形のデザインもかっこいい。とてもいい製品だと思います。
良かったら皆さんも手に取ってみてください。